模試の活用法&受験までのタイムスケジュール

新年度がスタートします。新・高校3年生は本格的な受験体勢に、それ以外の人も進路ガイダンスや、高校によっては大学受験の模擬試験が定期的に行われます。受験までの日々をうまく過ごし、自分の力を最大限に伸ばしましょう!

 

 

模擬試験は間違った問題の振り返りが重要

 

模擬試験の結果が出ると、大学合格率に一喜一憂しがちです。でも合格率はあまり気にしないようにしましょう。1・2年次であれば、受験勉強を始めている人とそうでない人との間に差があります。3年次であっても、まだまだこれからが追い上げの時期です。合格率は、自分との戦いと思い、自分の結果が少しずつ上昇していれば「良し」としましょう。難関大学合格者でも、3年次の秋までD判定だったなんていう人もいます。
それよりも、めんどうがらずに間違いの見直しをする方が大切です。ミスした問題、わからなかった問題、たまたまできた問題をチェックし、解き直しをします。繰り返し解くと定着しやすいので、苦手を克服するチャンスです。できれば、模試用のノートを用意してミスした問題と、解答するためのポイントを書き出すこと。暗記ものであれば、書き出しておけば後で見直し、覚えるまで何度でも復習できます。また、選択肢を間違えたり、選択する時に迷ったりした時も、なぜ正しい解答を選べなかったのか自己分析しておくだけでも、同じ間違いをしにくくなります。

 

 

受験までのスケジュールを押さえてしっかり準備をしょう!

 

新・高校3年生に押さえてほしい受験までのスケジュールは以下の通りです。1・2年生も、下記を参考に心がまえをしてください。特に総合型選抜・学校推薦型選抜を受けたい人は志望校の出願条件を今からチェックし、必要な活動を行う他、内申点をクリアするために定期試験の勉強に励みましょう。

【4〜5月】
志望校を絞り込み、入試方式を決めます。
【6月〜7月】
2025年度入試の大学案内・募集要項が出始めます。オープンキャンパスに行けば無料配布されますが、ホームページにも申込フォームができる時期です。総合型選抜は出願条件をチェック。学校推薦型選抜は校内選抜があるので、担任の先生への相談を早めにしておきましょう。
【8月】
総合型選抜の出願書類の準備は時間がかかるので、夏休み中に1年次から3年次までの復習を1回終えることを目指します。
【9〜10月】
総合型選抜、大学入学共通テストの出願開始時期。共通テストでの受験教科は9月中旬までに検討を。一般選抜に向けて、演習問題で応用力をつけて。
【11〜12月】
一般選抜の受験校を模試の結果を参考に最終決定します。学校推薦型選抜の出願や試験の他、総合型選抜の試験はこの時期まで。不合格に備えて、一般選抜の勉強も怠らないように。
【1月〜3月】
大学入学共通テストを皮切りに一般入試がスタート。本番同様に過去問を解くなどして、大学ごとの時間配分を身につけます。健康管理も忘れずに。

 

 

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