解答・解説ページ
Answers ~解答・解説~
次の(1)から(5)までの( )に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4 の中から一つ選びなさい。
[英検 2018年度 第2回検定問題より]
(1)
正解: 1
A: I'm going to my first driving lesson, Mom.
B: OK, Gary. Please drive ( safely ). Driving can be very dangerous.
- safely
- lately
- barely
- clearly
【 訳 】
A: はじめての運転教習に行ってくるね、お母さん。
B: 分かったわ、ゲイリー。安全運転をしてね。車の運転はとても危険な場合があるのよ。
【解説】
副詞の問題。「どのように」運転するように、と母はゲイリーに言ったのか。正解は1. safely「安全に」。
他の選択肢:2. lately「最近」、3. barely「かろうじて」、4. clearly「はっきりと」
参考:形容詞の語尾に-lyが付くと「様態」、「頻度」などの意味を表す副詞となることがある。この問題ではすべての選択肢に当てはまる。
(例)safe(安全な)+ -ly → safely(安全に)
(2)
正解: 1
A: That was a great tennis match, Joseph. But I'm too thirsty to play again right now.
B: Here's some lemonade. It will ( refresh ) you so we can play another match.
- refresh
- compare
- advertise
- sweep
【 訳 】
A: 素晴らしいテニスの試合だったわね、ジョセフ。でも今はもう、のどが渇いてプレーできないわ。
B: ここにレモネードがあるよ。さわやかな気分になって、もう一試合できるよ。
【解説】
動詞の問題。それ(レモネード)があなたを「どう」するのであろうか。正解は1. refresh「~の気分をさわやかにする」
他の選択肢:2. compare「~を比較する」、3. advertise「~を宣伝する」、4. sweep「~を掃く」
参考:re(元のように)+ fresh(新しくする)→ refresh(~の気分をさわやかにする)
このように語源(あるいは語形成)の知識があると単語も覚えやすくなる。
(3)
正解: 4
Doctors are always looking for new medicines to stop ( diseases ) from killing people.
- topics
- journeys
- comedies
- diseases
【 訳 】
医者はいつも、病気が人の命を奪うのを防ぐために、新薬を探している。
【解説】
名詞の問題。「何」が人の命を奪うのか。正解は4. diseases「病気(の複数形)」(stop O from doingで「Oが~するのを妨げる(防ぐ)」の意)
他の選択肢:1. topics「話題(の複数形)」、2. journeys「旅行(の複数形)」、3. comedies「喜劇(の複数形)」
参考:dis(~でない、否定)+ ease(安楽)→ 安楽でないこと → 病気
前問同様、語源(あるいは語形成)による単語の記憶も効果的である。
(4)
正解: 1
There will be a meeting at City Hall next week to discuss the plans for a new sports stadium. The meeting will take ( place ) on Friday at 3 p.m.
- place
- note
- orders
- turns
【 訳 】
新しい競技場の計画を話し合うために、来週、シティホール(市役所)で会議がある。その会議は金曜日の午後3時に行われる予定である。
【解説】
熟語の問題。会議が金曜日の午後3時に「どうなる」のか。正解は1. (take placeで)「行われる」。
他の選択肢:2. (take noteで)「気付く、注意を払う」、3. (take ordersで)「注文を受ける」、4. (take turnsで)「交替でする」
どの選択肢を選んでも、何らかの熟語が形成される。そのため、「何となく見たことがある」という程度で答えを選ぶと間違えやすい。筆記1の3分の1以上は熟語の問題なので、単語に劣らず力を入れて理解と記憶に努めてほしい。
(5)
正解: 2
Mark's computer broke last week, but he does not have much money right now. He wishes that he ( were ) rich, so he could buy a new one.
- are
- were
- being
- have been
【 訳 】
マークのコンピューターは先週故障したが、彼は今、あまりお金を持っていない。新しいものが買えるように、お金がたくさんあればいいのに、と彼は思っている。
【解説】
文法の問題。「仮定法」の一種で、「実現しそうもない現在の願望」を表している。
(形)主語 + wish + 仮定法過去
(意味)~すればよいのに(と思う)
(例)I wish I were a superman.(スーパーマンだったらいいのになあ)
「実現しそうもない現在の願望」を表す場合、「仮定法過去」(動詞の過去形)を用いる。これに対し、「実現しなかった過去の願望」を表す場合には「仮定法過去完了」(had+過去分詞)を用いる。(つまり、「時制を1段階下げる」のがポイントである)。
上述の説明にしたがって、この問題では、He wishes that he were rich.で「彼は、お金がたくさんあればいいのに、と思っている」とすればよいので、2. were(be動詞の過去形)が正解となる(注:「仮定法過去」では、主語が何であれbe動詞はwereを使う。ただし、主語が1人称単数あるいは3人称単数の場合、wasが使われることも多い)。
他の選択肢に関して、1. are(be動詞の現在形)、3. being(be動詞の-ing形)、4. have been(be動詞の現在完了形)は、上述の説明に合わないので不可。
スタディギア for EIKEN
高い合格率データが証明する「英検対策学習の決定版」
「スタディギア for EIKEN」は、英検2級~5級受験者を対象とした、英検対策に特化したオンライン学習サービスです。
おすすめ記事
-
2022/09/30
- 英検対策講座【2級】大問3: 長文の内容一致選択問題
- 「英検2級」の過去問を紹介し、その解き方について分かりやすく解説します。過去問を解いたら、次ページの「解答・解説」をしっかり確認しましょう。
2級
-
2022/09/30
- 英検対策講座【準2級】大問3: 長文の語句空所補充
- 「英検準2級」の過去問を紹介し、その解き方について分かりやすく解説します。過去問を解いたら、次ページの「解答・解説」をしっかり確認しましょう。
準2級
-
2022/09/30
- 英検対策講座【3級】大問3: 長文の内容一致選択問題
- 「英検3級」の過去問を紹介し、その解き方について分かりやすく解説します。過去問を解いたら、次ページの「解答・解説」をしっかり確認しましょう。
3級