英検対策講座【準2級】大問1: 短文の語句空所補充問題

伊藤 秀彦(いとう・ひでひこ)

解答・解説ページ

英検対策講座【準2級】

 

Answers ~解答・解説~

 

次の(1)から(5)までの(   )に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4 の中から一つ選びなさい。

[英検 2019年度 第1回検定問題より]

 

 

(1)

 

正解: 3

 

A: I left my notebook somewhere. Do you have a ( sheet ) of paper I could use to take notes?

B: Yes. Here you are.

 

  1. board
  2. flash
  3. sheet
  4. part

 

 

【 訳 】

A: ノートをどこかに置き忘れちゃったんだ。メモを取るのに使えそうな紙を1枚持ってない?

B: あるわよ。はいどうぞ。

 

【解説】

名詞の問題。文脈から、「1枚の紙」と表現したい。a sheet of paperでその意味になるので、3. sheet「(紙の)1枚」が正解となる。

 

他の選択肢: 1. board「板」、2. flash「きらめき」、4. part「部分」

 

物質名詞(決まった形を持たず、数えることができない名詞)の量を表す場合、「形」、「容器」、「単位」などを使って表す。

 

a sheet of paper 「1枚の紙」(形)

a glass of water 「1杯の水」(容器)

a pound of butter 「1ポンドのバター」(単位)

 

 

 

(2)

 

正解: 3

 

The street outside Lisa's apartment building is very ( narrow ). It is only wide enough for one car, and trucks cannot enter at all.

 

  1. balanced
  2. careful
  3. narrow
  4. suitable

 

 

【 訳 】

リサのアパートの外の通りはとても狭い。車1台分の広さしかなく、トラックは絶対に入ることができない。

 

【解説】

形容詞の問題。「車1台分の広さしかない」通りはとても「どのような」状態であるのか。正解は3. narrow「狭い」。

 

他の選択肢: 1. balanced「バランスのとれた」、2. careful「注意深い」、4. suitable「ふさわしい」

 

 

 

(3)

 

正解: 4

 

Everyone says that Kathy ( resembles ) her mother. They have the same large eyes and smile in the same way.

 

  1. instructs
  2. bothers
  3. seeks
  4. resembles

 

 

【 訳 】

キャシーは母親に似ていると誰もが言う。彼女たちは同じ大きな目をしており、同じようにほほ笑む。

 

【解説】

動詞の問題。キャシーとその母親は「同じ大きな目をしており、同じようにほほ笑む」のであるから、キャシーは母親に「どのような状態である」のか。正解は4. resembles「~に似ている」。

 

他の選択肢: 1. instructs「~に教える」、2. bothers「~を困らせる」、3. seeks「~を捜す」

 

 

 

(4)

 

正解: 2

 

James asked his father to lend him the money to go on a trip with his friends. His father said it was ( out of ) the question and told James to get a part-time job instead.

 

  1. except for
  2. out of
  3. all about
  4. next to

 

 

【 訳 】

ジェームスは父親に、友人たちと旅行に行くためにお金を貸してほしいと頼んだ。父親はそれは論外だと言って、代わりにジェームスにアルバイトの職を得るように命じた。

 

【解説】

熟語の問題。お金を貸してほしいと頼んだジェームスに対し、父親はそれがどうであると答えたのか。正解は2. out of「(out of the questionで)問題外で、論外で、まったく不可能で」。

 

他の選択肢に関して、1. except for「~を除いて」、3. all about「~がすべてで」、4. next to「~の隣に」はすべて、問題文の文脈では適切な表現を形成することができないので不可。

 

 

(5)

 

正解: 1

 

A: Have you read that book I lent you?

B: I'm still reading it, but I ( will have finished ) it by tomorrow morning. I'll give it back to you then.

 

  1. will have finished
  2. had finished
  3. would be finished
  4. was finishing

 

 

【 訳 】

A: 君に貸したあの本、読み終えた?

B: まだ読んでいるところだけど、明日の午前中までには読み終えるわ。そうしたら返すわね。

 

【解説】

文法の問題。文脈から、空所を含む文が「……明日の午前中までにはそれを読み終えているだろう」となるようにしたい。そのため「未来完了形」で表現するのが良いので、1. will have finishedが正解となる。

 

他の選択肢に関して、2. had finished「~を(読み)終えていた(過去完了形)」、3. would be finished「(読み)終えられるであろう(仮定法過去かつ受動態)」、4. was finishing「~を(読み)終えているところであった(過去進行形)」はすべて、この文脈では文法的に不可。

 

 

スタディギア for EIKEN

スタディギア for EIKEN

無料で使える英検公式学習サービス

スタディギア for EIKENは、英検2~5級に対応した英検公式の英語学習サービスです。英語の基礎固めからテスト対策まで幅広く対応しており、皆さまの英語学習を幅広くサポートします。

スタディギア for EIKENの詳細を見る

 

前へ

  • 1
  • 2

おすすめ記事

英ナビ!会員登録されていない方

SIGN IN 新規会員登録(無料)

MY NOTEBOOK

マイ単語帳へ