解答・解説ページ
Answers ~解答・解説~
次の(1)から(5)までの( )に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4 の中から一つ選びなさい。
[英検 2019年度 第3回検定問題より]
(1)
正解: 4
Flowers need insects to survive. They ( attract ) insects in many ways, such as making a smell some insects like.
- guard
- warn
- combine
- attract
【 訳 】
花は生き残るのに虫が必要である。一部の虫が好む匂いを出すといった、様々な方法で虫を引き寄せる。
【解説】
動詞の問題。花は様々な方法で虫を「どうする」のか。正解は4. attract「~を引き寄せる」。
他の選択肢:1. guard「~を守る」、2. warn「~に警告する」、3. combine「~を組み合わせる」
動詞attractの派生語の一つは名詞attraction(呼び物、アトラクション)で、これは日本語にもなっている。単語の暗記に役立ててもらいたい。
(2)
正解: 3
Many scientists say that the climate is changing, and that the earth's ( atmosphere ) is becoming warmer. The hotter air may cause a lot of problems.
- tournament
- situation
- atmosphere
- harmony
【 訳 】
多くの科学者たちによると、気候は変化しつつあり、地球の大気は暖かくなりつつあるという。暖かい空気は多くの問題を引き起こすかもしれない。
【解説】
名詞の問題。地球の「何」が暖かくなりつつあるのか。正解は3. atmosphere「大気」。
他の選択肢: 1. tournament「トーナメント」、2. situation「状況」、4. harmony「調和」
大学生にこの名詞atmosphereの意味を(文脈抜きで)尋ねると、文系の学生は「雰囲気」と答え、理系の学生は「大気」と答えることが多い。いずれも正解であるが、専攻分野が単語の記憶にも影響を与えているようで興味深い。
(3)
正解: 4
Sean started running three years ago. It was hard for him at first, but now he can ( easily ) run for an hour without stopping.
- deeply
- kindly
- softly
- easily
【 訳 】
ショーンは3年前、ランニングを始めた。最初は彼にとって大変だったが、今では休むことなく1時間、楽に走ることができる。
【解説】
副詞の問題。3年前にランニングを始めたショーンは、今では休むことなく1時間「どのように」走ることができるのか。正解は4. easily「容易に、楽に」。
他の選択肢: 1.deeply「深く」、2. kindly「親切に」、3. softly「柔らかく」。
(4)
正解: 3
A: Robin, your dog is scary. He's barking at me.
B: I'm sorry. He's ( not always ) like this. He's excited right now because he's meeting new people.
- no longer
- no more
- not always
- nothing but
【 訳 】
A:ロビン、あなたの犬が怖いわ。私に向かってほえているのよ。
B:ごめん。いつもこんなふうではないんだ。知らない人たちに会って、今は興奮しているんだよ。
【解説】
熟語の問題。文脈から、空所を含む文が「彼(犬のこと)はいつもこのような状態であるとは限らない」となるようにしたい。したがって、正解は3. not always「いつも~である(する)とは限らない」。
他の選択:1. no longer「もはや~ない」、2. no more「(be no moreで)もはや存在しない」、4. nothing but「~にすぎない」。
(5)
正解: 4
People now use computers to do most things. As a result, they have been using paper less ( and ) less.
- for
- on
- or
- and
【 訳 】
今や誰もが大抵のことをするのにコンピューターを使う。その結果、次第に紙を使わなくなってきた。
【解説】
文法の問題。文脈から、空所を含む箇所が「次第に紙を使わなくなってきた」となるようにしたい。したがって、正解は4. and「(less and lessで)次第に少なく」。
他の選択肢に関して、1. for、2. on、3. orは、適切な熟語を形成できないので不可。
接続詞andは、ここでは同じ2つの比較級を結んで「次第に(ますます、だんだん、徐々に)~」という意味を表している。
他の例は以下の通り。
(get) warmer and warmer:だんだん暖かく(なる)
(become) colder and colder:次第に寒く(なる)
(grow) louder and louder:(騒音が)ますます大きく(なる)
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