[PR]英語オンラインテスト「CASEC」を活用してキャリア自律を推進! ニデックが考える人材育成とは
2023/10/24
「CASEC」導入企業インタビュー①:「世界No.1の総合モーターメーカー」として幅広い事業を展開するニデック株式会社
「世界No.1(※)の総合モーターメーカー」として幅広い事業を展開するニデック株式会社。2023年に創立50周年を迎えるにあたり同年4月に社名を「日本電産株式会社」から「ニデック株式会社」に変更し、今後更なる事業拡大を目指します。
今回は同社の人材育成における取り組みやCASEC(キャセック)の活用方法、新卒採用で重視する資質について、人事部 組織・人材開発グループの蒲生泰史氏にお話を伺いました。
※出典:富士経済『精密小型モータ市場実態総調査2013』世界のブラシレスモータの販売台数シェア
※NIDECのブラシレスモータのシェアはこちら(ニデックHP)
英語力の底上げでビジネス成長を後押し
―ニデック株式会社の事業内容についてお聞かせください。
【蒲生氏(以下敬称略)】 弊社は、精密小型から超大型までの幅広いラインナップを誇るモータ事業を中心に、「回るもの、動くもの」全てを手がける「世界No.1の総合モーターメーカー」です。幅広い産業分野への貢献を目指しており、現在約43ヵ国以上、300社を超えるグループネットワークを持ち、IT機器、OA機器、家電製品、自動車、商業・産業機器、環境・エネルギーなど、あらゆるものに弊社の製品が使われています。
―ビジネス成長における課題についてお聞かせください。
【蒲生】 直近の課題としては、語学スキルの底上げが挙げられます。事業をグローバルに展開している弊社にとって、英語や中国語といった語学スキルはビジネスにも大きく影響するため、これまで以上に高めていく必要があります。
そのため、社員のTOEIC®平均スコアを600点以上まで引き上げられるよう、語学研修やCASECを活用しながら英語力の底上げに注力していきたいと考えています。
CASECの年間利用延べ人数1,000人! 英語力の意識が高まっていると実感
―CASECの導入経緯や活用方法についてお聞かせください。
【蒲生】 2010年まではTOEIC®の団体受験を年に1回実施していたのですが、もっと気軽に受験できるように2011年にCASECも導入し、その後しばらく併用しておりました。しかし、CASECは受験へのハードルが低いと社内で好評でしたので、2021年にCASECに移行しました。
現在は全社員が年2回まで受験できるプランを導入しており、新入社員は必須、それ以外の社員は、TOEIC®換算スコア800点未満の場合のみ受験できるようにしています。年間の受験者数は延べ1,000人ほどで、全体の約8割がリピーターの社員です。気軽に受験できるようになったことで英語学習への意欲が高い方が増えていると実感しています。
―導入後はどのような変化がありましたか。
【蒲生】受験にかかる工数が大幅に減少し、英語力の測定をより効率的に行えるようになりました。運営側としては、以前は試験監督から解答用紙の回収・発送などの作業をこなす必要がありました。
オンラインで受験するCASECに切り替えてからは、社員がいつでも好きな時に受験でき、スコアレポートも各自でダウンロードすることが可能なため、運営業務の効率化にもつながりました。
また、社員にとっても時間や場所の制限が以前よりなくなった分、受験へのハードルが下がり、より英語力を測定しやすい環境になったのではないかと思います。日頃の業務内容や将来のキャリアパスによっては、CASECのスコアが個人目標の指標になることもありますので、キャリア形成という点でも大いに役立っています。
人材育成の一環として、キャリア自律を推進
―御社の人事制度について教えてください。
【蒲生】 弊社ではジョブ型人事制度を導入しており、キャリア自律を推進しています。個々が持つ可能性の幅を広げてよりグローバルで活躍できるように、ジョブローテーション、社内公募制度、海外赴任など、様々な取り組みを実施しています。
会社が社員のキャリアを一方的に決めるのではなく、自らがキャリアを考え、描き、会社はそれをサポートしていきたいと考えています。
―人材育成という点で他に取り組んでいることはありますか。
【蒲生】社員の可能性を最大限に引き出すため、各役職に合わせた研修の他、語学研修や技術者向けの研修、自己啓発プログラムなど、多岐にわたる研修制度を用意しています。
また、海外赴任に関しては、可能な限り希望が実現するように会社としてサポートをしますが、社員には可能であれば早いうちから海外経験を積んでもらい、現地で培った知識や経験を業務に活かしてもらいたいと考えています。
新卒採用で重要視するのは「主体的行動力」と「自己理解」
― 新卒採用において学生に求める人物像をお聞かせください。
【蒲生】まずは、自ら能動的に動ける人が好ましいですね。例えば、上司からの指示を待つのではなく、置かれた状況や問題を自分なりに理解して積極的に動けると活躍の場が広がると思います。
そのためには、まず自己理解が重要なポイントかと思います。自分が何に関心を持っているのか、どんなことが好きなのかといったことを理解していると、能動的に動けるように自分を上手くコントロールできると考えています。
面接などでも、これまで頑張ってきた部活動やアルバイトなどのエピソードを、そういった自分の特性などと関連付けてお話しいただくことで、その人らしさをアピールできると思います。
入社後、日々の業務に追われ過ぎてしまうと、時に自分のことが見えなくなってしまうこともあるかと思いますが、そういった時も冷静に自分を見つめ、自分の考えを持って行動できる人を求めています。
―英語力の有無は、新卒採用に影響するのでしょうか?
【蒲生】英語力の有無が新卒採用の応募条件となることはありませんが、採否や配属先を決める際の判断基準の一つになる場合はあります。
大事なのは、英語力を高める必要があることを理解し、日々研鑽を積む姿勢です。そういう意味では、入社までの期間をどれだけ有効に過ごすかを考えていただきたいと思います。
目指すはグローバル視点での人材教育
―最後に、人事部としての今後の展望をお聞かせください。
【蒲生】人事部 教育・研修担当としては、世界中の誰もが同じ研修を受けられるように研修環境を整えていきたいと考えています。
コロナ禍以前の研修は、実際に集まって行う講義やグループ研修が主流でしたが、コロナ禍の影響で今ではオンラインでの実施が増えています。国外に関しては時間や環境の違いもあるので、教育面においてもグローバル視点で制度を改定していきたいと思います。
★『CASEC導入企業インタビュー』リストページ
https://www.ei-navi.jp/news/casec_interview/
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※英検®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。
※このコンテンツは、公益財団法人日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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