解答・解説ページ
Answers ~解答・解説~
次の(1)から(3)までの日本文の意味を表すように①から⑥までを並べかえなさい。そして、2番目と4番目にくるものの最も適切な組合せを1, 2, 3, 4の中から一つ選びなさい。
※ただし、( )の中では、文のはじめにくる語も小文字になっています。
[英検 2015年度 第2回検定問題より]
(1)
正解: 1
【正しい語順と訳】
注文したい時にはボタンを押してください。
Please ( push )( the button )( when )( you )( want )( to order ) .
① the button ② want ③ to order ④ you ⑤ when ⑥ push
- ①-④
- ③-④
- ⑤-②
- ⑥-⑤
【解説】
並べ替え問題では、主語と動詞の部分をはじめに考えるのが解答のコツです。この問題では「(ボタンを)押してください」とあるので、命令文であることが推測できます。
命令文は動詞の原形で始めます。文頭にPleaseがあるので、push the buttonを置きます。また、「~(する)時には」とあるので、選択肢にあるwhenを使うことがわかります。whenの後は[主語+動詞]を続けるので、when you want to orderとなります。したがって、Please push the button when you want to order.の文が完成します。
(2)
正解: 4
【正しい語順と訳】
青いTシャツを着た,あの背の高い男の子が私の弟です
That ( tall )( boy )( wearing )( the blue T-shirt )( is )( my ) brother?
① my ② is ③ tall ④ wearing ⑤ the blue T-shirt ⑥ boy
- ③-②
- ⑥-②
- ③-⑤
- ⑥-⑤
【解説】
日本文を読むと、「青いTシャツを着た、あの背の高い男の子」と、男の子を説明する部分が長くなっています。説明している部分を削除すると、「あの男の子が私の弟です」なので、That boy is my brother.という文になります。あとは、単語boyの前後に説明している部分の語句を付けます。「背の高い」はboyの前に付けてthat tall boyとなります。「青いTシャツを着た」は、選択肢の中にwearingがあることから、boyの後に付けてboy wearing the blue T-shirtとなります。したがって、That tall boy wearing the blue T-shirt is my brother.の文が完成します。
3級ではものや人を説明するために、修飾語句を後につけ加える後置修飾を使った英文が頻繁に出題されます。後置修飾には、関係代名詞、分詞、不定詞、前置詞などを用いる方法があります。こうした後置修飾の英文を組み立てる際の考え方を示しますので、参考にしてください。
「長い耳をした犬を飼っています。」
[考え方]犬 →(どんな?)→ 長い耳をした
I have a dog which[that] has long ears. または、I have a dog with long ears.
「本を読む時間がありません。」
[考え方]時間 →(どんな?)→ 本を読む
I don’t have time to read books.
「ギターを弾いている男性は私の兄です。」
[考え方]男性 →(どんな?)→ ギターを弾いている
The man who is playing the guitar is my brother. または、The man playing the guitar is my brother.
「私が昨日買った本はおもしろい。」
[考え方]本 →(どんな?)→ 私が昨日買った
The book which [that] I bought yesterday is interesting. または、The book I bought yesterday is interesting.
(3)
正解: 3
【正しい語順と訳】
私にとって良い成績を取ることは簡単ではありませんでした。
It was ( not )( easy )( for )( me )( to )( get ) good grades.
① me ② easy ③ get ④ not ⑤ for ⑥ to
- ①-⑤
- ⑤-⑥
- ②-①
- ⑥-③
【解説】
「~することは…です」の文はいくつか考えられます。この英文では、It wasが文頭にあることから、[ It is(was) … to ~]の構文が使えそうです。…の部分には形容詞、~の部分には動詞を置きます。「簡単ではなかった」なので、It was not easyとなります。「良い成績を取ること」はto get good gradesとなります。「~にとって」はto ~の前にfor ---を置きます。したがって、It was not easy for me to get good grades.の文が完成します。
この英文の本当の主語はto get good gradesの部分です。英語では、To get good grades was not easy for me.のように主語の部分を長くするのを嫌います。そのため、形式主語のitを文頭に置き、あとで本当の主語を置くようにします。
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