解答・解説ページ
Answers ~解答・解説~
次の英文がそれぞれ完成した文章になるように、その文意にそって(1)から(3)までの1から5を並べ替えなさい。そして2番目と4番目にくる最も適切なものを1つずつ選び、その番号を答えなさい。
※ただし、( )の中では文頭にくる語も小文字で示してあります。
[英検 2015年度 第3回検定問題より]
(1)
正解: 3, 1
Matthew caught a bad cold, and his parents told him to stay home from basketball practice. When ( he )( recovers )( from )( his )( cold ) , he will be able to play again.
- his
- from
- recovers
- he
- cold
【訳】
「マシューはひどい風邪をひいてしまい、彼の両親は、バスケットボールの練習を休んで家にいるように彼に言った。風邪が治ったらまたプレイできるようになるのだから」
【解説】
空欄の前には接続詞のWhenがあるので、次には主語+動詞の形が続きそうです。選択肢を見ると、主語がhe、動詞がrecoversになります。
そして残りの選択肢(his / from / cold)を見てみましょう。hisの後には名詞がくるので、his cold(彼の風邪)となります。from はrecoverと一緒に使われ、recover from~「~から回復する、~が治る」という意味になります。正解は、When(he recovers from his cold), he will be able to play again.です。
ここでは、recover from ~「~から回復する、~が治る」と、文中に出てくるstay home from ~「~を休んで家にいる」の表現をぜひ覚えておきましょう。~の部分にいろんな言葉をいれてアレンジしてみるとよいですね。
(例)
インフルエンザから回復する。(influenza)
ショックから立ち直る (a shock)
(例)
学校を休んで家にいる (school)
会社を休んで家にいる (work)
(2)
正解: 1, 4
A: Do you think we should choose Don Brown or Lisa Sanders for the job?
B: Well, ( both )( of )( them )( have )( a lot of ) experience, but I liked Lisa's writing sample more.
- of
- both
- a lot of
- have
- them
【訳】
A:「その仕事には、ドン・ブラウンさんとリサ・サンダースさんのどちらを選んだほうがよいと思いますか?」
B:「そうですね、二人とも経験が豊富ですが、私はリサさんの論文のほうが気にいりました」
【解説】
文章がWell,で始まった後、空欄になっているので、主語+動詞で始まりそうです。選択肢を見て、both of ~「~の両方」の表現に気づけるとよいですね。
主語はboth of themとなり、動詞はhave。残ったa lot of は空欄後のexperienceと結びついて「豊富な経験」となります。正解は、Well, (both of them have a lot of ) experience, but……です。
(例)関連表現
either of ~ 「(2つのうちの)どちらか」
neither of ~ 「(2つのうち)どちらも…..ない」
(3)
正解: 4, 5
A: How was your party last night, Wendy?
B: Great! ( everyone )( seemed )( to )( like )( the) food, and we had fun playing games after dinner.
- everyone
- the
- to
- seemed
- like
【訳】
A:「昨夜のパーティーはどうだった、ウェンディ?」
B:「すごくよかったわよ!みんな食べ物を気にいっているみたいだったし、食事のあとには、ゲームをして楽しんだの」
【解説】
Great! の後が空欄になっているので、主語+動詞で文が始まるのかな?と想像しながら、選択肢を見てみましょう。
主語にはeveryone。動詞はseemedとlikeで迷いそうです。落ち着いてよくAの発話(How was your party last night, Wendy?)、と空欄後のBの発話 (, and we had fun playing……)の時制を確認しましょう。過去の話をしているので、空欄に入る動詞も過去形のものを選びます。
ここで、seemed to +動詞の原形「~したようだ」の形を思い出せるとよいですね。残ったtheは空欄後のfoodと結びつきます。正解は、(everyone seemed to like the )food, and we had……となります。
いくつか文を作って、「seemed to +動詞の原形」の形を練習しておきましょう。
① 彼は疲れているようだった。(be tired)
② みんな、その先生を気にいっているみたいだった。
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