単語の覚え方としては、読む/書く/見るといったような様々な方法があります。試験まで使える時間は同じなのに、どこで差がつくのでしょうか?
「現役有名大学生が教える!」シリーズとして、現在有名大学に通っている大学生に、今まで実践してきた単語の覚え方、現在も普段から実践している英単語の覚え方を聞いてみました。
現役大学生の英単語暗記法!
では、東京大学/国際基督教大学/慶應義塾大学に通う、5人の大学生の英単語の覚え方を紹介していきます。
東京大学 Hさん:
- まずは、あまり難しすぎない頻出する英単語がまとめてある単語帳を一冊買い、一通り覚える。
- 1が終わったら、手のひらサイズの単語ノートに、分からない単語が出る度に辞書で調べて記入していく。
- ヒマな時に自分で作った単語ノートを眺める。
東京大学 Sさん:
- 覚えければいけない英単語を20個ずつ区切り単語グループにする。
- 次にその単語グループを確認していき、分からなかった単語をひたすら書きこんでいく。
- 次の単語グループに移り、2。と同じことをします。
- 3まで進めると一つ前の単語グループに戻り、さっき確認した際に覚えてなかった単語だけ再度確認と、書きこむ作業を行う。
東京大学 Mさん:
- 手で書く/発音する/見るといった五感をフル活用して覚えると定着しやすい。
- 一単語ずつ覚えるのではなく、なるべく派生系はペアで覚える。(例えば「value」なら、「valuable」「invaluable」も一緒に)
- 接尾語のニュアンスを覚える。(例えば「dis」なら「否定」のように)
- 語源やrootを理解して覚える。(参考: http://gogengo.me/about)
国際基督教大学 Kさん:
- 意味だけではなく、root wordや文章を作り、忘れても色々な方法で思い出せる糸口を作っておく。
- 覚えた単語は最低3日は復習する。
- 覚えた単語は、その日と翌日に日常生活で使用するタイミングを探して、実施に使う。
慶應義塾大学 M君:
- 耳、手を使い、極力五感で覚える。
- 夜に見るだけでなく、朝に3分で見返す。
- 教材等を利用し、文で覚える。すると一文で3〜5個程度の単語を覚えることができる。
現役有名大学生も地道に暗記している!
現役有名大学生が英単語を覚えるポイントとしては、下記の4つのポイントで効率よく勉強していることが分かりました。
ポイント1: すでに覚えた単語は学習しない。
ポイント2: root wordをたどり、単語をペアで覚えている。
ポイント3: 五感をフル活用!
ポイント4: 何度も繰り返し行う。
日々、地道な単語学習を積み重ね、自分なりに学習法をカスタマイズし、一つ一つの単語をしっかり覚えていくことが重要なようです。
最後に、上記のポイントをもとに、単語を覚える際陥りやすい「英単語学習でこんなことをしていたら危険!チェックリスト」用意しました。チェックが多い人は要注意!
英単語学習でこんなことをしていたら危険!?チェックリスト
◻︎ 覚えた単語を何度も繰り返してしまう。
◻︎ 「書くだけ」や「見るだけ」になってしまっている。
◻︎ 繰り返し、練習をしていない。
◻︎ 単語を文章やペアではなく、一個ずつ覚えてしまっている。
◻︎ 試験やテストの前しか学習しない。
いかがでしたか?紹介した中に気に入った英単語暗記法があれば日々の学習にとり入れて、英検 一次試験合格を目指してください!