解答・解説ページ
Answers ~解答・解説~
次の(1)から(5)までの( )に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4 の中から一つ選びなさい。
[英検 2017年度 第1回検定問題より]
(1)
正解: 3
I took two big boxes to my grandmother's house, so my ( arms ) are tired.
- bridges
- skies
- arms
- knives
【 訳 】
2つの大きな箱を祖母の家に持って行ったので、私の腕は疲れています。
【解説】
カンマの後のso ~は「それで~、だから~、その結果~」の意味で、soの前の部分が理由になっており、soの後ろの部分はそれを受けての結果を表します。2つの大きな箱を運んだことから、何が疲れているのかを考えましょう。正解は3のarms「(両)腕」です。
選択肢1のbridgesは「橋」、2のskiesは「スキー板」、4のknivesはknifeの複数形で「ナイフ」の意味です。
take ... to ~で「…を~に持って行く、連れて行く」の意味になります。…の部分は人と物のどちらも置くことができます。
(例)
I will take my brother to the zoo.
「私は弟を動物園に連れていきます」
(2)
正解: 1
It's snowing a lot today, so please drive ( slowly ).
- slowly
- freely
- coldly
- busily
【 訳 】
今日は雪がたくさん降っているので、ゆっくりと運転してください。
【解説】
この問題にもsoが使われています。雪がたくさん降っているので、どのように運転しなければならないのかを考えましょう。正解は1のslowly「ゆっくりと」です。
選択肢2のfreelyは「自由に」、3のcoldlyは「寒く、冷たく」、4のbusilyは「忙しく」の意味です。いずれの語にも-lyが付いています。これらの語は副詞で、動詞を修飾する役割を担っています。選択肢の単語は習ったことがないかもしれませんが、-lyの部分を取ると知っている単語(free、cold、busy)になります。
「雪が降る」は様々な言い方があるので、下の例を覚えておきましょう。
(例)
It snows a lot in this area.
「この地方は雪がたくさん降ります」
このsnowは動詞として使われています。
We have a lot of snow in this area.
「この地方は雪がたくさん降ります」
このsnowは名詞として使われています。
It will be snowy tomorrow.
「明日は雪になるでしょう」
snowyは形容詞です。
(3)
正解: 2
Patrick is very ( interested ) in art. He draws or paints pictures every day.
- fast
- interested
- clean
- healthy
【 訳 】
パトリックは美術にとても興味をもっています。彼は毎日絵を鉛筆か絵の具で描いています。
【解説】
英検の大問1には、熟語(2語以上で1つの意味を表す語句)の知識が試される問題がいくつか設けられています。
2文目に、「パトリックは毎日絵を描いている」とあるので、正解は2のinterestedです。be interested in ~で「~に興味がある」という意味になります。interestedの前にveryを付けることで「とても興味がある」と強調しています。
選択肢1のfastは「速い」、3のcleanは「きれいな」、4のhealthyは「健康な」の意味です。
drawは鉛筆などを使って描く場合に、paintは絵の具などを使って色を付けて描く場合に用いられる動詞です。
(4)
正解: 1
Steve's friends are going to go swimming tomorrow. But Steve ( won't ) go because he doesn't like swimming.
- won't
- isn't
- don't
- aren't
【 訳 】
スティーブの友達は明日泳ぎに行く予定です。しかし、スティーブは水泳が好きではないので行きません。
【解説】
動詞の原形であるgoの前に入れるのに適する語を考えましょう。be動詞は適さないので、1のwon'tか3のdon'tとなりますが、主語が3人称単数のSteveなので、3は当てはまりません。1文目がbe going toを使った予定を表す文であることからも、正解は1のwon'tです。won'tはwill notの短縮形です。
go swimming「泳ぎに行く」のように、[go+動詞の-ing形]の表現はよく使われます。次の例を覚えておきましょう。
(例)
go skiing「スキーに行く」
go shopping「買い物に行く」
それぞれの選択肢を含む英文例を示しますので、参考にしてください。
(例)
Steve isn't swimming in the pool.
「スティーブはプールで泳いでいるところではありません」
現在進行形の文は[be動詞+動詞の-ing形]となります。
We don't go swimming.
「私たちは泳ぎに行きません」
主語が複数なのでdon'tを用います。
My mother and I aren't good at swimming.
「母と私は水泳が得意ではありません」
主語が複数なのでaren'tを用います。
(5)
正解: 3
A: ( What ) is your new teacher's name?
B: It's Mr. Brown.
- Where
- When
- What
- How
【 訳 】
A: あなたの新しい先生の名前は何ですか?
B: ブラウン先生です。
【解説】
選択肢はすべて質問するときに文頭に置く語です。your teacher's nameを尋ねるときに用いる語を考えましょう。正解は3のWhat「何」です。whatはものについて尋ねるときに用いる語です。
選択肢1のWhereは「どこに」の意味で、場所を尋ねる語です。2のWhenは「いつ」の意味で、時を尋ねる語です。4のHowは「どのように」の意味で、手段などについて尋ねる語です。それぞれの例を示しますので確認しましょう。
(例)
Where is your bike? -It's by the tree.
「あなたの自転車はどこですか?」「木のそばです」
When is the math test? -It's tomorrow.
「その数学のテストはいつですか?」「明日です」
How do you come to school? -I walk to school.
「あなたはどのように学校に来ているのですか?」「歩いて来ます」
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