英検対策講座【5級】大問2: 会話文の文空所補充問題

解答・解説ページ

 

Answers ～解答・解説～

 

次の(1)から(3)までの会話について、（　　　）に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4 の中から一つ選びなさい。

[英検 2020年度 第2回検定問題より]

 

 

（1）

 

正解： 1

 

Boy: Do you have any pets?

Girl: Yes, ( I have three. ) One dog and two birds.

 

1. I have three.
2. it's me.
3. at eight.
4. you're OK.

 

 

【 訳 】

男の子：何かペットを飼っているの？

女の子：ええ、3匹飼っているわ。犬が1匹と鳥が2羽。

 

【解説】

この問題では、男の子にペットを飼っているか尋ねられた女の子がYesと答えているので、その後に続けるのに適するものを選びましょう。女の子の2文目で、犬が1匹と鳥を2羽飼っていると言っていることから、正解は1のI have three.「3匹飼っているわ」です。haveには「（動物）を飼っている」という意味もあります。

 

選択肢2のit's me.は「それは私です」、3のat eight.は「8時に」、4のyou're OK.は「あなたは大丈夫です」の意味です。

 

Do you have any pets?のanyは疑問文や否定文でよく使われます。疑問文で使われるときは「何か」、否定文で使われるときは「まったく～ない」の意味になります。否定文の例を示すので確認しましょう。

 

（例）

I don't have any pets.

「ペットは（まったく、一匹も）飼っていません」

 

 

 

（2）

 

正解： 4

 

Sister: What color is your new bag?

Brother: ( It's green. )

 

1. He's at home.
2. It's four o'clock.
3. The room is clean.
4. It's green.

 

 

【 訳 】

姉（妹）：あなたの新しいカバンは何色なの？

弟（兄）：緑色だよ。

 

【解説】

大問2では、質問文に対する答えの文を選んだり、答えの文から何を尋ねているのか判断して質問文を選んだりする問題がよく出題されます。

 

この問題ではWhat colorが疑問文の最初にあることから、色を尋ねています。したがって、正解は4のIt's green.「緑色だよ」です。

 

選択肢の1のHe's at home.は「彼は家にいます」、2のIt's four o'clock.は「4時です」、3のThe room is clean.は「その部屋はきれいです」の意味です。

 

Whatは単独で使ったり、後に語を置いて組み合わせて使ったりできます。例を示すので、確認しましょう。

 

（例）

What is your favorite color?

「あなたの大好きな色は何ですか？」

 

What time do you go to bed?

「あなたは何時に寝ますか？」

 

What sports do you like?

「あなたはどんなスポーツが好きですか？」

 

What kind of books do you read?

「あなたはどんな種類の本を読みますか？」

 

 

 

（3）

 

正解： 2

 

Boy: Hi, I'm Ken. I'm a new student.

Girl: ( Nice to meet you. ) Welcome to our school.

 

1. It's fine.
2. Nice to meet you.
3. You can go.
4. I enjoy it.

 

 

【 訳 】

男の子：こんにちは、ぼくはケンです。新入生です。

女の子：はじめまして。私たちの学校にようこそ。

 

【解説】

男の子が自己紹介していることから、女の子とは初対面であることが分かります。そこで、初対面のときに使う表現を考えましょう。正解は2のNice to meet you.「はじめまして」です。この表現には「あなたに会えてうれしいです」という気持ちが込められています。

 

選択肢1のIt's fine.は「それはよいです」、3のYou can go.は「あなたは行くことができます」、4のI enjoy it.は「私はそれを楽しみます」の意味です。

 

Welcome to ～.は「～にようこそ」の意味で、歓迎するときに用いる表現です。