解答・解説ページ
Answers ~解答・解説~
次の(1)から(5)までの( )に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4 の中から一つ選びなさい。
[英検 2020年度 第3回検定問題より]
(1)
正解: 1
Sam likes sports and can ( run ) very fast.
- run
- sleep
- see
- rain
【 訳 】
サムはスポーツが好きで、とても速く走ることができます。
【解説】
大問1では、文に使われている他の語と関連する語を選ぶ問題がよく出題されます。
この問題の場合、sports「スポーツ」とfast「速く」が正解となる語と関連しています。選択肢はすべて動詞(動作や状態を表す語)です。「スポーツ」と「速く」に関連する動詞を考えましょう。正解は1のrun「走る」です。
選択肢2のsleepは「眠る」、3のseeは「見える」、4のrainは「雨が降る」という意味です。
この文では接続詞andが使われています。Sam likes sports.とSam can run very fast.をandを使って1つの文にしています。主語が同じ場合には、主語が省略されることがあります。この文でも、andの後には主語のSamが省略されています。
(2)
正解: 4
The eighth month of the year is ( August ).
- May
- June
- July
- August
【 訳 】
1年の8番目の月は8月です。
【解説】
選択肢はすべて月を表す単語です。eighthは「8番目の」、monthは「月」、of the yearは「1年のうちの」という意味です。1年のうちの8番目の月を表す単語を選びましょう。正解は4のAugust「8月」です。
5級の大問1では、fourthやAprilのように順番や月を表す語がよく出題されます。必ず覚えておきましょう。
<順番>
first「1番目の」、second「2番目の」、third「3番目の」、fourth「4番目の」、fifth「5番目の」、sixth「6番目の」、seventh「7番目の」、eighth「8番目の」、ninth「9番目の」、tenth「10番目の」、eleventh「11番目の」、twelfth「12番目の」
<月>
January「1月」、February「2月」、March「3月」、April「4月」、May「5月」、June「6月」、July「7月」、August「8月」、September「9月」、October「10月」、November「11月」、December「12月」
(3)
正解: 2
Lucy plays tennis ( after ) school every day.
- with
- after
- on
- about
【 訳 】
ルーシーは毎日、放課後にテニスをします。
【解説】
大問1では、熟語(2つ以上の語を組み合わせて使うもの)の知識も問われます。
この問題の場合、schoolと組み合わせられる語を考えましょう。正解は2のafterです。
after schoolで「放課後」の意味になります。afterは「~の後に」という意味です。school「学校」の後ということで「放課後」の意味になります。
「毎日放課後に」はafter school every dayまたはevery day after schoolの2つの表現の仕方があります。
次の基本的な熟語は必ず覚えておきましょう。
a lot of ~「たくさんの~」、after school「放課後」、at night「夜に」、be good at ~「~が得意である」、be interested in ~「~に興味がある」、by bus「バスで」、by car「車で」、by train「電車で」、come from ~「~出身」、get to ~「~へ着く」、get up「起きる」、go fishing「釣りに行く」、go shopping「買い物に行く」、go swimming「泳ぎに行く」、go to bed「寝る」、How about ~?「~はどうですか?」、in English「英語で」、in the morning「朝、午前中」、listen to ~「~を聞く」、look at ~「~を見る」、look for ~「~を探す」、look like ~「~に似ている」、of course「もちろん」、on foot「徒歩で」、on the Internet「インターネットで」、on TV「テレビで」、sit down「座る」、stand up「立ち上がる」、take care of ~「~の世話をする」、take a bath「入浴する」、take a picture「写真を撮る」、talk about ~「~について話す」、thank you for ~「~をありがとう」、turn right [left]「右 [左] に曲がる」、What about ~?「~はどうですか?」
(4)
正解: 3
A : ( Whose ) phone is this?
B : It's Bill's.
- When
- Where
- Whose
- How
【 訳 】
A:これは誰の電話ですか?
B:ビルのです。
【解説】
選択肢を見るとすべてWhで始まる語です。これらは質問するときに文の最初に置きます。Bの文のBill's「ビルのもの」から、AはBに電話の持ち主を尋ねていることが分かります。したがって、正解は3のWhose「誰の」です。
whoseは後に名詞を置いて「誰の~」とすることができます。この文でもWhose phoneで「誰の電話」となっています。また、Whoseは単独でも使うことができます。その場合、「誰のもの」という意味になります。例えば、Whose is this phone?「この電話は誰のものですか?」のように使うことができます。
選択肢1のWhenは「いつ(時を尋ねる)」、2のWhereは「どこで(場所を尋ねる)」、4のHowは「どのように(方法を尋ねる)」の意味です。それぞれの語を使った対話文を示しますので確認しましょう。
A: When do you practice the piano?
「あなたはいつピアノを練習しますか?」
B: I practice every day.
「毎日練習します」
A: Where is your tennis racket?
「あなたのテニスラケットはどこにありますか?」
B: It's under the bench.
「ベンチの下です」
A: How do you come to school?
「あなたはどのように学校に来ていますか?」
B: I come by bus.
「バスで来ています」
(5)
正解: 1
Please ( be ) quiet in the library.
- be
- is
- am
- are
【 訳 】
図書館の中では静かにしてください。
【解説】
選択肢を見るとすべてbe動詞です。be動詞は主語によりam、is、areを使い分けます。しかし、この文には主語にあたる単語がありません。Pleaseで始まる文の場合、命令文であることが考えられます。命令文は主語を置かずに動詞の原形で文を始めます。したがって、正解は1のbeです。
be quietで「静かにしなさい」と相手に注意したり指示したり命令したりする文になります。
pleaseは文の最初や最後に置かれます。Be quiet in the library, please.とすることもできます。pleaseを文末に置く場合、その前にコンマが必要なので、書くときには注意しましょう。
be動詞の主語による使い分けについて確認しましょう。
① 主語がIのとき → am
I am from Kyoto.
「私は京都出身です」
② 主語が3人称単数(Iとyou以外の単数)のとき → is
My mother is from Kyoto.
「私の母は京都出身です」
Kyoto is a very old city.
「京都はとても古い街です」
③ 主語がyou及び複数のとき → are
You are very nice.
「あなたはとても優しいです」
These are my books.
「これらは私の本です」
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