解答・解説ページ
Answers ~解答・解説~
(1)
正解: 1
A: Could you draw a ( map ) to your house for me?
B: OK. Do you have a pen?
A: Here you go.
【 訳 】
A: 「あなたの家への地図を私に描いていただけませんか?」
B: 「いいですよ。ペンを持っていますか?」
A: 「どうぞ。」
【解説】
選択肢はすべて名詞です。この問題の場合、動詞draw「~を描く」のあとに適する目的語(「~を」にあたる語)を選びます。drawが鉛筆などを使って、図や絵を描く(線を引いて表す)ときに使われる動詞であること、( )のあとにto your house「あなたの家へ」となっていることから、正解は1のmap「地図」です。
選択肢の2のruleは「規則、ルール」、3のgoalは「目的地、ゴール」、4のquizは「質問、クイズ」の意味です。
動詞とそのあとの目的語の組み合わせを意識して学習することで、語い力や表現力を高めることができます。たとえば、drawと一緒に使われる語は、draw a picture「(鉛筆などを使って)絵を描く」、draw a line「線を描く」、draw a map「地図を描く」などがあります。こうした情報は英和辞典に載っているので、調べてみてください。
Could you ~? は「~していただけませんか?」と丁寧に依頼する際の表現です。Here you go. は、人にものを渡す際に用いる表現です。
(2)
正解: 3
Yesterday, we decided to have lunch outside.
We ate in the park ( behind ) our house.
【 訳 】
昨日、私たちは外で昼食を食べることに決めました。
私たちの家の後ろにある公園で食べました。
【解説】
選択肢はすべて場所を表す語(前置詞)となっています。the park「公園」とour house「私たちの家」の位置関係を表すのに適切な語を選びます。正解は3のbehind「~のうしろに」です。
選択肢1のbetween ~は「~の間に」という意味です。~の部分には、between the school and the park「学校と公園の間に」のようにandで結んだ語句を置いたり、between the parks「公園と公園の間に」のように複数形の語を置いたりします。もし問題文がour housesと複数であれば、文法的にはbetweenも正解となります。選択肢2のup ~は「~の上に」、4のdown ~は「~の下に」の意味です。
場所を表す語はしっかりと覚えておきましょう。他には、under ~「~の下に」、on ~「~の上に、~に(接触している)」、in ~「~の中に」、in front of ~「~の前に」、over ~「~の上(方)に」などの語がよく出題されます。
decide ~は「~を決める」という意味です。あとに[to+動詞の原形]を置いて、「~することを決める」の言い方でよく使われます。
(3)
正解: 2
Jenny usually eats only one ( slice ) of toast for breakfast.
【 訳 】
ジェニーはふつう朝食にトーストを1枚だけ食べます。
【解説】
( )の後がof toast「トーストの」となっていることから、トーストに関係する語が入りそうです。正解は2のslice「薄切り1枚」です。toastは数えられない名詞なので、数を言いたいときにはa slice of toast, two slices of toastのようにします。この表現を知らなかったとしても、トーストが食パンをスライスしたものであることを思い浮かべられれば、正解がsliceであることが推測できるはずです。
選択肢1のpairは「1組」の意味で、2つの部品で1つの働きをするものに用いられます。たとえば、a pair of shoes「靴」、a pair of glasses「メガネ」、a pair of gloves「手袋」、a pair of scissors「はさみ」、a pair of socks「靴下」、a pair of jeans「ジーンズ」などがよく使われます。3のpageは「ページ」、4のsheetは「(紙の)1枚」の意味です。
eat ~ for breakfastは「朝食に~を食べる」の意味です。よく使われる表現なので覚えておきましょう。
(4)
正解: 2
A: Henry is always late, ( isn't ) he?
B: Yes. One time I waited two hours for him.
【 訳 】
Aの文の形はHenry is always lateと疑問文ではありませんが、最後にクエスチョン・マーク(?)がついています。また、コンマ(,)のあとに ( ) he? となっていることから、相手に同意を求めたり確認をとったりする際に用いる付加疑問文であることが分かります。動詞がisであることから、2のisn’tが正解です。
付加疑問文をつくる際は文頭の主語と動詞の部分を見ます。次の例のように、肯定文であれば文末は否定に、否定文であれば文末は肯定にします。
(例)
You have a dog, don’t you?
あなたは犬を飼っていますよね。
You don’t have a dog, do you?
あなたは犬を飼っていませんよね。
Tom can play the piano, can’t he?
トムはピアノを弾けますよね。
Tom can’t play the piano, can he?
トムはピアノを弾けませんよね。
他の選択肢を使った付加疑問文の例を示します。
(例)
You went to London last year, didn’t you?
昨年、ロンドンに行きましたよね?
Nancy has been to Singapore, hasn’t she?
ナンシーはシンガポールへ行ったことがありましたよね?
You were busy yesterday, weren’t you?
昨日、あなたは忙しかったですよね?
Your grandfather could ski, couldn’t he?
あなたのおじいさんはスキーができましたよね?
Students should read more books, shouldn’t they?
学生はもっと本を読むべきですよね?
(5)
正解: 2
It's important for students ( to study ) hard.
【 訳 】
生徒が一生懸命勉強することは重要です。
【解説】
選択肢はいずれも動詞studyの変化形です。したがって、意味の違いを考えるのではなく、文の中の( )の位置に適する形を考えましょう。この文では主語がItになっていることに着目しましょう。Itが主語の場合にはあとに[to +動詞の原形]を続けることがよくあります。したがって、正解は2のto studyです。
Itは仮に置いた主語で、toより後の部分(to study hard)が意味上の主語になります。To study hard is important for students. では主語がやや長すぎるため、Itを仮に置いて、長い主語の部分をあとに移します。英語では頭の部分が長くなることが嫌われます。
また、for studentsはto 動詞~の部分の主語の役割となっています。「学生が一生懸命勉強する」という繋がりになります。
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