皆さんは英語テストの直前にどのような勉強をしていますか? 英単語、文法、長文、リスニングなど、英語試験前にはやるべきことがたくさんあります。
例えば、テスト中に「この単語見たことあるのに意味が思い出せない!」「昨日覚えたはずなのに!」といったような経験はありませんか?
前回は「現役大学生が教える!日々の英単語学習法」を紹介しましたが、今回は「現役有名大学生が教える!」シリーズ第2弾として、現在有名大学に通っている大学生に、テストまで残り24時間しかないとしたら、どのように英単語を暗記するか聞いてみました。
現役大学生はテスト直前にどう単語を覚えてる?
では、東京大学/国際基督教大学/慶應義塾大学に通う、5人の大学生の英単語の覚え方を紹介していきます。
東京大学 Hさん:
- テストに出そうな単語に絞る。。
- 絞った単語を完璧になるようひたすら覚える。
東京大学 Mさん:
- テストに出る単語が掲載された単語集または参考書を準備する。
- その中で、確実に覚えられる単語に絞る。
Mさんの学習ポイント:
中途半端に全ての単語を覚えようとして、テストが始まったら、「うわっ!これ見たことあるのに!」となるのが最悪のケースなので、覚えられる単語に絞ります。
国際基督教大学 Kさん:
- 過去問を見て、知らない単語にマークする。
- 分からない単語をひたすら書いて覚える。または、単語は諦めてリスニングの耳を慣らす。
慶應義塾大学 Mさん:
- 覚える単語数を決める。
- そこから覚える単語を3、4グループに分ける。
- 一つのグループを覚えたら、次のグループを暗記していく。
Mさんの学習ポイント:
早く & たくさん寝て、直前2時間に詰め込み学習をする。
慶應義塾大学 Yさん:
- まずは過去問や先生からもらったプリントを見て、分からない単語(特に動詞)にマークする。
- 1でマークした単語を書くとともに、音読して覚えます。
Yさんの学習ポイント:
動詞・形容詞を優先的に覚える理由は、名詞は長文や文法のテーマによってテストに出ない場合が多いですが、動詞・形容詞はでテストに出る頻度が高いからです。
浅く広くは危険! 単語を絞る→書く→読む
現役有名大学生がテスト直前に行っている英単語暗記法は下記の2つのポイントで勉強していることがわかりました。
ポイント1: テスト頻出単語の中でわからない単語を抜き出す。
ポイント2: その単語のみに絞って、ひたすら、書く・読む!
「日々の英単語暗記法」記事ではそれぞれ大学生たちが自分流にカスタマイズしていましたが、テスト直前はいたってシンプル!みんな共通した学習をおこなっているようです。
確かに、テスト中に「見たことがあるのに思い出せない!」という状況なると、誰もが焦ってしまいます。誰もがテスト中に焦りたくないので、広く浅く多くの単語を一気に覚えようとしてしましがちです。
しかし、がむしゃらに多くの単語を覚えようとするのではなく、頻出単語の中で分からない単語に絞って暗記することが重要なようです。
頻出単語学習にオススメ!
最後に、英検の頻出単語がよく分かる、おすすめのサービス等をご紹介します。
スタディギア for EIKEN
英検公式学習サービス「スタディギア」は、英検2級~5級受験者を対象とした、PC/iPhone/iPad/Android対応のオンライン学習サービスです。単熟語/リーディング/リスニングの対策、英検形式/模擬試験で英検の予行演習を行うことができます。
英ナビ!英検対策講座
英ナビ!で掲載している英検対策講座は頻出単語がたくさん紹介されており、解説やアドバイスも記載されているのでぜひチャレンジしてみてください。
単語帳ドットコム
熟語で覚える形式になっているので、単語を熟語で覚えたい人には参考になるサービスです。
いかがでしたか?前回の「日々の英単語学習法」も参考にしながら、普段からの学習と、テスト直前の学習の参考にしてみてください。