解答・解説ページ
Answers ~解答・解説~
次の(1)から(5)までの( )に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4 の中から一つ選びなさい。
[英検 2015年度 第2回検定問題より]
(1)
正解: 2
A: It’s going to rain this afternoon. Take your ( umbrella ) with you.
B: All right, Mom.
- mirror
- umbrella
- shower
- cloud
【 訳 】
A「今日の午後は雨が降りそうよ。傘を持っていきなさい。」
B「分かりました、お母さん。」
【解説】
動詞takeの直後がyour ( )となっているので、Bが何を持っていくのかを考えます。1文目に「雨が降りそう」とあるので、2.のumbrella「かさ」が正解です。選択肢1.のmirrorは「鏡、ミラー」、3.のshowerは「シャワー」、4.のcloudは「雲」の意味です。
It’s going to rain this afternoon. のbe going to ~は、近い将来や予定などを述べるときに用いる表現です。天気を述べるとき、主語はitを用います。「雨が降る」は、形容詞のrainyを使っても表すことができます。
It’s going to be rainy this afternoon.
Take ~ with you. 「~を持って(連れて)いきなさい。」はよく使う表現なので覚えておきましょう。
(2)
正解: 3
Yesterday, I ( received ) a postcard from my friend in Nagasaki.
- visited
- started
- received
- attacked
【 訳 】
「昨日、長崎にいる私の友だちから絵はがきを受け取りました。」
【解説】
選択肢の単語はすべて動詞です。動詞のあとには目的語(「~を」や「~が」に当たる語句)が置かれることが多いので、目的語と合う動詞を選ぶことが大切です。この問題の場合には、a postcard「絵はがき」が目的語なので、「絵はがきを~した」の意味で適する動詞を考えます。正解は3.のreceived「~を受け取った」です。
選択肢1.のvisitedは「~を訪れた」、2.のstartedは「~を始めた」、4.のattackedは「~を攻撃した」の意味です。
from my friend in Nagasakiのin Nagasakiはmy friendを後ろから修飾し、「長崎にいる私の友だち」の意味になります。[名詞+前置詞~] が1つのかたまりになっている語句の例を示しますので、確認してください。
(例)
Look at the poster on the wall.
「壁に貼ってあるポスターを見なさい。」
The girl on the bus is my sister.
「バスに乗っている女の子は私の姉です。」
(3)
正解: 4
Lisa and her pen pal Yumi write letters to each ( other ) every month.
- any
- both
- own
- other
【 訳 】
「リサと彼女の文通友だちは、毎月、互いに手紙を書いています。」
【解説】
英検の大問1には、熟語(2語以上で1つの意味を示す語句)の知識が試される問題がいくつか設けられています。
write letters to ~「~へ手紙を書く」のあとにeach ( )となっていることから、これに合う熟語を考えます。正解は4.のotherです。each otherで「お互い」という意味になります。
選択肢2.のbothは「両方」の意味で、I like both cats and dogs.「ネコと犬の両方とも好きです。」、I have both of them.「その両方とも飼っています。」などのように使います。
選択肢3.のownは「~自身の」の意味で、I want to have my own restaurant in the future.「将来、自分自身のレストランを持ちたいです。」のように使います。
(4)
正解: 2
A: I get up at six every morning.
B: At six? You get up ( earlier ) than my mother.
- early
- earlier
- fastest
- earliest
【 訳 】
A「私は毎朝6時に起きます。」
B「6時だって?ぼくの母より早く起きているよ。」
【解説】
文の中にthan「~よりも」が使われていることから、比較の文であることがわかります。したがって、正解は2.のearlierになります。
get up earlyは「早く起きる」の意味です。earlyを比較級にする際、yの前が子音字なので、yをiにしてerを付けます。
(例)
My mother gets up (the) earliest in my family.
「母は、家族で一番早く起きる。
This bird flies (the) fastest of all.
「この鳥はすべての中で一番速く飛ぶ。」
(5)
正解: 4
Steve, it’s already eleven o’clock. Stop ( playing ) the video game and go to bed.
- play
- plays
- played
- playing
【 訳 】
「スティーブ、もう11時ですよ。テレビゲームをするのを止めて、寝なさい。」
【解説】
選択肢の単語はすべて動詞playが変化した形です。したがって、意味の違いを考えるのではなく、文の中の( )の位置に適する形を考えます。
動詞の直後の( )は目的語なので、名詞の働きをする語を考えます。動詞を名詞の働きにするためには、動名詞(動詞の-ing形)か不定詞(to +動詞の原形)を用います。動詞stopは、後に動名詞を置いて「~することを止める」の意味になります。したがって、正解は4.のplayingです。
動詞の形を問う問題では、次のことを確認しましょう。
① 文の流れが過去のことを述べていないか → 過去形
(例)I went to the restaurant and ate two hamburgers.
「レストランに行ってハンバーガーを2つ食べた。」
② 現在形の文で主語が三人称単数になっていないか → -(e)sの形
(例)My father sometimes eats sushi.
「父はときどき寿司を食べる。」
③ 助動詞(canやwillなど)が直前にないか → 原形
(例)My son can’t eat hot food.
「息子は辛い食べ物は食べられない。」
④ 疑問文や否定文でdoesやdidが含まれていないか → 原形
(例)I didn’t eat breakfast today.
「今日は朝食を食べなかった。」
⑤ be動詞が直前にあり、進行形にならないか → -ing形
(例)My mother was eating something when I got home.
「ぼくが帰宅したとき母は何かを食べていた。」
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