解答・解説ページ
Answers ~解答・解説~
次の(1)から(5)までの( )に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4 の中から一つ選びなさい。
[英検 2015年度 第3回検定問題より]
(1)
正解: 1
That tall man is Mr. Kent. He ( teaches ) English at my school.
- teaches
- watches
- makes
- closes
【 訳 】
「あの背の高い男性はケント先生です。私の学校で英語を教えています」
【解説】
選択肢を見るとすべて動詞(動作や状態を表す語)です。このような問題では、動詞の直後の語(目的語)を確認することが大切です。この問題の場合、目的語はEnglishなので、「英語を~する」に適する動詞を選びます。正解は1.のteaches「~を教える」です。
選択肢2のwatchesは「~を見る」、3. のmakesは「~を作る」、4.のclosesは「~を閉める」の意味です。
Mr.は男の人に用いる敬称で、先生にも用います。
(例)
That is Mr. Kent. He is a doctor.
「あの人はケント氏です。彼は医師です」
Mr. Kent is a very kind teacher.
「ケント先生はとても親切な先生です」
(2)
正解: 2
My sister usually plays tennis ( on ) Saturdays.
- by
- on
- with
- at
【 訳 】
「私の姉はふつう土曜日にテニスをします」
【解説】
Saturdaysは曜日を表す語の1つです。「土曜日に」と言うときは、曜日を表す語の前にonを置きます。したがって、正解は2.のonです。
選択肢1.のbyは「~の近くで、~まで」、3.のwithは「~といっしょに」、4.のatは「~のところで」の意味です。「土曜日に」はon Saturdayと単数でも表せますが、Saturdaysと複数形にすることで、「土曜日ごとに、毎週土曜日に」という意味を表します。
on, in, by, at, with, toのように名詞の前に付ける語を前置詞と呼びます。時を表す前置詞の例を示しますので、確認してください。
(例)
I lived in Osaka in 2010.
「私は2010年には大阪に住んでいました」(年の前にはinを用いる)
I often go to the sea in summer.
「私は夏によく海に行きます」(季節の前にはinを用いる)
We have a big game in October.
「10月に大きな試合があります」(月の前にはinを用いる)
I have a math test on October 8.
「10月8日に数学のテストがあります」(月日の前にはonを用いる)
I go to the park on Sundays.
「私は日曜日に公園に行きます」(曜日の前にはonを用いる)
I get up at seven.
「私は7時に起きます」(時刻の前にはatを用いる)
(3)
正解: 2
A: What ( time ) is it, Mark?
B: It's four o'clock.
- month
- time
- week
- day
【 訳 】
A:「何時ですか、マーク?」
B:「4時です」
【解説】
Bが時刻を答えていることから、時刻をたずねる表現を選びます。正解は2.のtimeです。What timeで「何時」という意味になります。
選択肢1.のmonthは「月」、3.のweekは「週」、4.のdayは「日」の意味です。
Whatは「何」という意味で、ものについて質問するときに用いる疑問詞ですが、あとに名詞を置いて、「どんな~、何~」の意味で用いることができます。
(例)
What time do you usually get up?
「あなたはいつも何時に起きますか?」
What color do you like?
「あなたは何色が好きですか?」
What sports do you play?
「あなたはどんなスポーツをしますか?」
(4)
正解: 4
Jenny and Mary are sisters. ( They ) go to school together.
- Their
- She
- Them
- They
【 訳 】
「ジェニーとメアリーは姉妹です。彼女らは学校に一緒に通っています」
【解説】
選択肢を見ると、いずれも人称代名詞です。人称代名詞はすでに話題に上がった人やものの代わりに使う単語です。Jenny and Maryの代わりに複数の人の主語として用いることのできる人称代名詞を選びましょう。正解は4.のTheyです。
選択肢1.のTheirはその直後に名詞を置き、Their names「彼らの名前」のように用いる人称代名詞です。2.のSheは主語として、単数の女性の代わりに使われます。3.のThemは主語以外の場所(動詞や前置詞の直後)に複数の人やものの代わりに使われます。それぞれの使われ方の例を示しますので、確認してください。
(例)
Those are my classmates. Their names are Ken and Mike.
「あの人たちは私のクラスメートです。彼らの名前はケンとマイクです」
That girl is Lucy, my classmate. She is a good tennis player.
「あの女の子はクラスメートのルーシーです。彼女はテニスが上手です」
Ken and Mike are my classmates. I often play soccer with them.
「ケンとマイクは私のクラスメートです。私はよく彼らとサッカーをします」
(5)
正解: 3
A: ( Does ) your father play golf?
B: Yes, sometimes.
- Is
- Are
- Does
- Do
【 訳 】
A:「あなたのお父さんはゴルフをしますか?」
B:「はい、ときどき」
【解説】
Aの文末にはクエスチョンマーク(?)があることから、この文は疑問文であることがわかります。YesかNoの答えを求める疑問文は、Is, Are, Do, Does, Did, Canなどで始めます。一般動詞であるplayが文中にあることからDoかDoesを文頭に用います。主語がyour fatherと単数であることから、正解は3.のDoesです。
各選択肢が文頭にくる疑問文の例を示しますので、確認してください。
(例)
Is your father a doctor?
「あなたのお父さんは医師ですか?」
Is your father kind?
「あなたのお父さんは親切ですか?」
Are you a student?「あなたは生徒ですか?」
Are Mike and Tom classmates?
「マイクとトムはクラスメートですか?」
Do you have a computer?
「あなたはコンピューターを持っていますか?」
Do Mike and Tom play tennis?
「マイクとトムはテニスをしますか?
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