第13回 オミクロン株が猛威を振るう: 御園和夫のわくわく英会話
2022/01/14
コロナ禍もようやく落ち着いてきたと喜んでいた矢先に、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が世界各地で猛威を振るい始めました。私たちの生活にも大きな影響を与えています。
■問題
次の会話について、( )に入れるのに最も適切なものを、「語群」①~③より一つ選びなさい。日本語訳も参考にしてください。
ケンの両親が新変異株「オミクロン」について話しています。
★ 語群 ★
① infectious
② consensus
③ stubborn
<日本語訳>
アキラ:「新型コロナウイルス感染症(コヴィッド19)の新たな変異株『オミクロン』が世界中に広がっているね」
アン:「ええ、それにこのウイルスは非常に感染力が強いらしいわよ」
■解答と解説
正解: ① infectious
「感染力が強い」は (be) highly infectious「インフェクシャス」(伝染症の)です。
注)
② consensus「(意見などの)一致;世論
③ stubborn「頑固な」
参考)
omicronの発音について:
いく通りかの発音がありますが、おおよそのところ、「オミクロン」で通じます。アメリカ式では「アマクラン」。大事なことはともに出だしを強めることです。この語は長め(3音節)なので、アクセントの位置さえ間違えなければ理解してもらえます。なお、イギリスをはじめ西欧では「オウマイクロン」(2音節目を強く)も聞かれます。
■使えるコミュニケーション表現
1) A new variant 'omicron' is spreading across the world.
「新しい変異株『オミクロン』が世界中に広がっています」
2) The virus is highly infectious.
「そのウイルスは感染力が強い」
■まとめ
新しい変異株(variant)のオミクロンが、驚異的なスピードで広がっています。これまでに経験したことがない速度でウイルス(virus「ヴァラス」)の感染が世界中で拡大しており、今後が心配ですが、人智を尽くして克服できることを願っています。
次回もお楽しみに!
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