英検 2018年度 第3回検定の申し込み受付期間は12月26日までとなります。スケジュールと受験の流れを確認しておきましょう。
英検は現在、日本人が最も受けている検定試験。多くの大学や高校が、英検取得者を対象に、内申点の加算や入試免除、単位認定などの優遇制度を導入しています。
さらに、「大学入学共通テスト」 (現在の高校1年生が受験する2021年度大学入試からスタート) の英語試験では、英検をはじめとする検定試験の結果が採用されます。
優遇制度に加えて、英検の結果が大学入試に採用されるケースも増えており、英検を受験することは、入試を有利に進めることに直結するともいえるでしょう。
それでは、さっそく、試験日や合否発表日等を確認しておきましょう。
試験日程
2018年度 第3回検定は、下記の日程で行われます。
英検 2018年度 第3回 試験日程 | |
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申込期間 | 2018年11月30日 (金) ~ 12月26日 (水) ※ 書店は12月19日 (金) 締切 |
一次試験 |
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二次試験 |
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※ 海外特別準会場の二次試験の日程は、A日程となります。
※ 海外会場で受験される方は「海外受験会場案内」をご確認ください。
英ナビ!から英検を申し込む場合はこちらのページから。
試験後はWebで合否結果・成績を確認!
試験の合否結果・成績表は、下記日程より英検Webサイトや英ナビ!で閲覧することができます。スケジュールを確認しておきましょう。
公開時間は受験級により異なりますのでご注意ください。また、二次試験の合否結果発表日はA日程とB日程で異なりますのでこちらもご注意ください。
合否結果・成績表閲覧などの開始日時 (予定) | |
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一次試験 合否結果・成績表 Web閲覧 |
2月12日 (火) |
二次試験 合否結果・成績表 Web閲覧 |
[A日程] 3月5日 (火) [B日程] 11月20日 (火) |
※ 都合により、開始日時が変更になる場合があります。
※ 海外会場で受験された方は、郵便事情による答案返送の遅れが発生した場合、WEB合否閲覧開始日が変更になる場合がございます。
受験票・合否通知はいつ届く?
受験票などの書類の送付予定を確認し、届かない場合は問い合わせましょう。
送付される書類 | 到着日 | 未着の問い合わせ期間 |
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一次受験票・本人確認票 (一次免除確認票・本人確認票) |
1月21日 (月) | 1月22日 (火) ~ 1月24日 (木) 17:00 |
1~3級一次合否通知 (二次受験票) |
2月19日 (火) | 2月19日 (火) ~ 2月21日 (木) 17:00 |
一次試験免除者の二次受験票 | ||
4・5級成績表・合格証書 | 2月19日 (火) 以降 | |
A日程:1~3級 二次成績表・合格証書 |
3月12日 (火) | 3月13日 (水) 以降 |
B日程:1~3級 二次成績表・合格証書 |
3月19日 (火) | 3月20日 (水) 以降 |
※ 個人でのお申し込みは登録住所あて、団体でのお申し込みは原則として団体申込責任者あてに一括送付します。
※1級~3級に合格の場合は、一次個人成績表の右上部分が二次受験票になります。
※ 海外の団体は発送スケジュールが異なります。
二次試験日が、A日程とB日程に区分
昨年度から、二次試験日が「A日程」と「B日程」に区分けされています。
英検が大学入試や高校入試でより一層活用されている一方、部活動の公式大会や学校行事等と英検の日程が重複することへの対応策として、2つの日程が設定されました。
二次試験日は、お申し込み内容に応じて日程が適用されます。2級、準2級、3級を受験する中学生、高校生などの方で、団体申込の二次試験日 (A日程) に英検を受けることができない方は、個人申込をすれば二次試験 (B日程) を受けることができます。
<団体申込の方>
団体区分 | 1級、準1級 | 2級、準2級、3級 |
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A日程 | A日程 |
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B日程 |
<個人申込の方>
年齢区分 | 1級、準1級 | 2級、準2級、3級 | |
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東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・大阪・兵庫に在住 | 左記以外 | ||
20歳以下 (1998年4月2日以降生まれ) | A日程 | A日程 | B日程 |
21歳以上 (1998年4月1日以前生まれ) | B日程 |
※ 二次試験日の区分けについての詳細は、英検の受験案内ページをご確認ください。
検定料も確認しておこう
検定料は会場と級によって異なり、以下の通りです。
「本会場受験」とは、全国約230都市・400の公開会場で実施する受験方法です。
「準会場受験」とは、受験者が所属する団体 (学校・塾・企業など) が団体申込みをする場合、その団体を会場として一次試験を実施する受験方法です。
また、今回は検定料に変更はありませんが、次回の試験となる2019年度第1回試験より検定料が改定されます。大学入試のために英検を受ける「入試利用」の受験者増加などにより、会場確保や監督者をはじめとする人件費なども増加することに伴う対応となります。
下記表の()内の数字が、2019年度から適用される新検定料です。
級 | 本会場の検定料 | 準会場の検定料 |
---|---|---|
1級 | 8,400円 (9,500円) | - |
準1級 | 6,900円 (7,600円) | - |
2級 | 5,800円 (6,500円) | 5,400円 (5,500円) |
準2級 | 5,200円 (5,900円) | 4,800円 (4,900円) |
3級 | 3,800円 (4,900円) | 3,400円 (3,900円) |
4級 | 2,600円 (3,600円) | 2,100円 (2,600円) |
5級 | 2,500円 (3,000円) | 2,000円 (変更なし) |
※ 1級・準1級は本会場のみ受験可能です。
※ 一次試験免除者も同額です。
スケジュールと受験の流れは確認できたでしょうか。
今回、申し込みが行われる2018年度第3回英検が、平成時代最後の英検となります。2019年度第1回英検が実施されるころには、はたしてどんな新元号になっているのでしょう。
新時代の幕開けとなる2019年度より、英検では新方式の「英検CBT」と「英検2020 1 day S-CBT」がスタートします。もちろん、従来型の英検も今までどおり実施されます。英検は、目標に達成するまで何度もチャレンジすることができます。大学入試を有利に進めるためにも、計画的に学習を進めたいですよね。
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