外部検定を取得しているとどのような優遇が受けられるのか、実際の外検入試を例に見てみよう。※各大学の外検入試の詳細については募集要項を確認してほしい。
実際にはどんな優遇があるの?
得点換算例
●九州工業大-情報工
【公募推薦(推薦Ⅰ)】
英検2級、TEAP=226、IELTS=4.0、TOEFL iBT=40、TOEIC(2技能)=550等
面接試験における英語の評価を満点に換算。
●近畿大-国際
【公募推薦(スタンダード・高得点科目重視方式)】
英検2級、英検CSE=1980、TEAP=226、IELTS=5.0、TOEFL iBT=45、TOEIC=600、GTEC CBT=770等
外国語試験の80点に換算。
加点例
●大阪教育大−教育<小中教育専攻 英語教育>
【公募推薦(センター試験を課す推薦)】
IELTS=5.0、TOEFL iBT=65、TOEIC(2技能)=600等
センター試験の合計点に30、50点を加点(※上記は30点加点の例)。
●広島大-経済
【AO(総合評価方式)】
英検2級、TEAP=226、IELTS=4.0、TOEFL iBT=42、TOEIC=790、GTEC CBT=1000、ケンブリッジ英検=PET等
総合評価に3~15点を段階的に加点(※上記は3点加点の例)。
出願資格例
●中央大-法
【AO(英語運用能力特別)】
英検準1級、TEAP(2技能)=140、IELTS=6.0、TOEFL iBT=72、TOEIC(2技能)=730、ケンブリッジ英検=CAE、国連英検=B級
●南山大−外国語<英米>
【AO】
英検2級以上かつCSE=2304(各技能:460以上)、TEAP=334(各技能:50以上)、IELTS=6.0、TOEFL iBT=72(各技能:15以上)、GTEC CBT=1250(各技能:250以上
その他の主な利用大学
※ここでは一部の大学のみを例として紹介する。記載している大学でも学部によって実施していない場合があるので、詳細は募集要項を確認してほしい。
この記事は「螢雪時代(2017年9月号)」より転載いたしました。