2017年度入試でTEAPを実際に利用した大学とそのスコアを紹介しよう。
どの大学で採用されているの?
●青山学院大-経済
【一般入試・B方式】
<得点換算>
TEAP(2技能)の得点をそのまま入試の外国語試験の得点として利用。
●上智大-総合人間科学(社会福祉)
【一般入試・TEAP利用型】
<出願資格>
総合点:220 (各技能スコア=R:60、L:50、W:50、S:50)
※R:Reading、L:Listening、W:Writing、S:Speaking
●南山大-全学部
【一般入試・全学統一】
<得点換算>
総合点:360(各技能スコア=60)
上記スコアを満たす受験者は、入試の外国語試験を満点に換算。
●近畿大-国際
【推薦入試】
<得点換算>
総合点:226以上の得点を入試の外国語試験の80~100点に換算。
(226→80点、248→90点、276→100点)
大学の入試方式によって2技能(読む・聞く)のスコアが求められる場合と4技能(読む・聞く・書く・話す)の場合がある。大半の大学では4技能を求めることが多く、入試で利用されるスコアの目安は4技能で「226」だ。このスコアを超えると利用できる大学の数がグッと増えるので、これを目標にしよう。
その他の主なTEAP利用大学(2017年度入試)
注:ここでは大学名と入試方式のみを記載する。一部の学部、学科で実施されていない場合もあるので必ず要項を確認してほしい。
■2017年度 TEAP試験情報
TEAP第1回試験の申込締切が6月18日となっている。ぜひチャレンジしてみよう。
第1回試験日 | 7月23日(日) 申込締切:6月18日 |
第2回試験日 | 10月1日(日) 申込締切:8月27日 |
第3回試験日 | 12月3日(日) 申込締切:10月29日 |
※申込締切日はコンビニ支払いの場合 ◎試験会場:札幌、仙台、埼玉、千葉、東京、神奈川、金沢、静岡、名古屋、大阪、広島、福岡 ◎検定料:2技能・6,000円、3技能・10,000円、4技能・15,000円(全て税込) |
■2017年度 TEAP CBT試験情報
コンピュータで受験する「TEAP CBT」も以下の日程で実施される。
第1回試験日 | 9月3日(日) |
第2回試験日 | 10月22日(日) |
◎申込締切:未定 ◎試験会場:東京、大阪(※他増設を検討中) ◎検定料:2技能・6,000円、4技能・15,000円(全て税込) |
TEAPとTEAP CBTの詳細については日本英語検定協会のWebサイトを参照してほしい。
日本英語検定協会 TEAP情報サイト http://www.eiken.or.jp/teap/
この記事は「螢雪時代(2017年6月号)」より転載いたしました。