外部検定を取得しているとどのような優遇が受けられるのか、実際の外検入試を例に見てみよう。※各大学の外検入試の詳細については募集要項を確認してほしい。
実際にはどんな優遇があるの?
以下、基本的にすべて4技能のスコア。
得点換算例
●茨城大-工
【一般(前・後期)】
英検CSE=1800等
個別試験の英語を前期60~100点、後期90~150点に換算
(※上記は前期60点、後期90点の例)。
●南山大-全学部
【一般(全学統一<センター併用>)】
英検2級以上のCSE=2304(各技能=460)、TEAP=334(各技能=50)、IELTS=6.0、TOEFL iBT=72(各技能=15)等
センター試験の外国語を満点に換算。
加点例
●九州工業大-工
【一般(前・後期)】
英検=準2級、TEAP=150、IELTS=3.0、TOEFL iBT=25、TOEIC(2技能)=350等
センター試験の外国語に前期2~30点、後期1~15点加点
(※上記は前期2点、後期1点加点の例)。
●早稲田大-国際教養
【一般】
英検=2級、TOEFL iBT=42
独自入試の合計得点に5~15点加点
(※上記は5点加点の例)。
組み合わせ例<出願資格+加点>
●明治大-経営
【一般(英語4技能試験活用)】
■出願資格
英検2級以上のCSE=2200(各技能=530)、TEAP=230(R&L=各60、W&S=各45)、IELTS=4.5(R&L=各4.5、W&S=各4.0)、TOEFL iBT=57(R&L=各13、W&S=各12)等
■加点①
英検準1級以上のCSE=2310(各技能=540)、TEAP=260(R&L=各65、W&S=各50)、IELTS=5.0(R&L=各5.0、W&S=各4.5)、TOEFL iBT=64(R&L=各14、W&S=各13)等
独自入試の合計得点に20点加点。
■加点②
英検準1級以上のCSE=2550(各技能=610)、TEAP=280(R&L=各70、W&S=各60)、IELTS=5.5(R&L=各5.5、W&S=各5.0)、TOEFL iBT=71(R&L=各15、W&S=各14)等
独自入試の合計得点に30点加点。
※L:Listening、R:Reading、W:Writing、S:Speaking
その他の主な利用大学
※ここでは一部の大学のみを例として紹介する。記載している大学でも学部によって実施していない場合があるので、詳細は募集要項を確認してほしい。
この記事は「螢雪時代(2017年10月号)」より転載いたしました。