日本人は控えめで恥ずかしがり屋が多いといわれますが、海外の人と仲良くなるのに、明るい笑いを生む「ジョーク」が有効な場合があります。
なぜジョークが有効?
笑いは人同士のコミュニケーションにおいて大切な役目を果たしています。目下・目上の関係を問わず、場に適した笑いが人間関係を良好なものにします。
笑いは、科学的にも有効性が認められています。笑うことで全身の筋肉と精神が活性化されると共に、脳内で多幸感をもたらす物質「エンドルフィン」が放出されます。さらに、笑いは免疫力を高める効果があると証明されつつあるようです。体自体が、笑いを求めているのです。
笑いを生むジョークは、世界各地で人との仲を取り持ってきました。
アメリカンジョークを使ってみる
ここでは、いくつかのアメリカンジョークを紹介します。「郷にいらずんば郷に従え」といわれます。思いきって恥ずかしい気持ちを取っ払い、アメリカをはじめとした海外で、これらのジョークを生かしたマイジョークを披露してみてはいかがでしょうか。
1. タクシー呼んで!
A: Hey, man! Please call me a taxi.
B: Yes, sir. You are a taxi.
A氏: 「そこの人! タクシーを呼んでくれませんか?」
B氏:「 いいですよ。あなたはタクシーです」
→「(私に)タクシーを呼んで」を「(私を)タクシーと呼んで」と読み替えています。
2. スープに指が…
Customer: Excuse me, but I saw your thumb in my soup when you were carrying it.
Waitress: Oh, that's okay. The soup isn't hot.
客: 「すみませんが、そのスープを運んでくるときに、あなたの親指が入っていたのを見たんですが…」
ウエイトレス: 「大丈夫です。スープが熱くないのでやけどしていません」
→あなたの心配をしたのではないと思いますよ。
3. 会議の重要性とは
Business conventions are important because they demonstrate how many people a company can operate without.
「ビジネスでの会議は、会社にどれほど多くの人がいなくても仕事が滞らないか実証するうえで重要だ」
→ブラックユーモアが知的な笑いを引き出します。
ジョークへのうまい切り返し方
相手がせっかくジョークを言ってくれたのに、こちらのリアクションが薄ければ、せっかくの仲良くなるチャンスが台無し。ジョークには思い切って乗ってみましょう。
That's hilarious! 「爆笑!」
現代の若者語では「超ウケる」。相手も思わず饒舌になります。
Crack ~ up 「ウケる!」
crack+人+upで「〜をゲラゲラ笑わせる」。
You always crack me up!「いつも私を笑わせてくれるね!」のように使います。
Can't stop laughing 「笑いが止まらない」
これだけ笑ってくれれば、ジョークを言った者として冥利に尽きますね。
笑いはその場にいる人たちの心を一つにします。多少言葉が通じなくても、笑いの力で強引に仲良くなってみるのもよいかもしれません。
出典:【それウケる!】アメリカンジョークにはこう返そう!爆笑を伝える英語フレーズ(RareJob English Lab)