英語外部検定利用入試って何?(3):メリット・主な実施大学
2020/03/18
前回、前々回に引き続き、「外部検定利用入試(=外検入試)」について解説する。今回は、外検入試のお得なポイント、利用されている主な大学を紹介しよう。
前回の記事: 英語外部検定利用入試って何?(2):導入大学や採用検定の調べ方
外検入試のお得ポイントは?
外部検定は年間に複数回、試験を実施している。入試の一発勝負とは異なり、目標の級・スコア取得まで何度もチャレンジできる。
事前に換算点を確保できれば、入試本番までは他教科の勉強に専念できる。出願資格の場合も、教科を絞って対策できる点は同じだ。
大学での採用率が高い外部検定を取得しておけば、複数の大学の外検入試に利用できる可能性が高まる。
まずは外部検定にチャレンジ!
高校3年生の皆さんは、来年1月の一般選抜出願までに英検ではあと2回、TEAPではあと3回の受験チャンスがある。今から計画的に勉強をスタートして、志望校受験に必要な、目標の級・スコア取得をめざそう。
注:英検CBT、英検2020 1day S-CBT、TEAP CBTという、コンピュータ上で受験する4技能検定試験もある(他に、障がい者対象の英検2020 2days S-Interviewもある)。
どんな大学で利用されているの?
2021年入試でさらに増える見込みの外検入試。以下に、その中の主な大学(2020年入試の実施例)を紹介しよう。
注:ここでは大学名と入試方式(一般か推薦・AOか)のみを記載する。一部の学部・学科で実施されていない場合もあるので、必ず募集要項を確認してほしい。
この連載では、外検入試についてお役立ち情報を紹介していく。ぜひ外検入試を利用して志望校合格を勝ち取ってもらいたい。
次回は、実際に利用される外部検定について解説する。受験生はどの外部検定を受けておけばいいか、参考にしてほしい。
★『英語外部検定利用入試 2020』リストページ
https://www.ei-navi.jp/news/gaiken-nyushi_2020/list/
この記事は「螢雪時代(2020年4月号)」より転載いたしました。
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